よさこいの発祥の地、高知のよさこい祭りが、2023年は8月9日(水)に前夜祭、10日(木)。11(金・祝)の本番。12日(土)に後夜祭、よさこい全国大会と、4年ぶり通常開催となります。
高知県民のよさこい愛は強いです。ぜひ県外の方にも高知のよさこい祭りのその魅力を体感してほしいです。一度は観る価値ありです。
踊りの会場は全部で17会場もあります。
ここでは、県外から高知に来られた方が、高知駅や周辺ホテルから行きやすい、おすすめ会場を地元民の私がご紹介します。
また、車でよさこいの観光に来られた方の駐車場についても私のおすすめをご紹介します。
前夜祭、後夜祭は中央公園のみです。一般会場は10、11日の二日間踊りを披露します。
もし、よさこい踊りの体験をしてみたいと思ったら、飛び入り参加できるチーム紹介の記事を参考にして下さい。
高知よさこい日程は
よさこいは、戦後復興期の1954年に高知市で、市民の健康と繁栄のためにと開催されたのが始まりだそうです。今年は70回目の節目を迎えます。
今では北海道のよさこいソーランを始め、全国各地で踊られています。
高知では毎年、8月9日~8月12日に開催されます。
前夜祭の9日には毎年納涼花火大会も開催され、いっきに街はお祭りムードに包まれます。
今年は踊り子160チーム(内県外56チーム)が参加。踊り子の総数は約1万人です。
踊る時間は12時半~21時半です。
よさこいの会場は、道路を封鎖して車道で踊り子が踊り、歩道で観客が観ることになります。間近に観れ、より臨場感があります。
よさこいのおもなルール
★鳴子をもって前進する踊り
★よさこい節の曲を入れること。アレンジも可。
★1チーム踊り子は150人以下
自由を愛する高知らしい、
かなりゆるいルールです。
全国に広まったのもこの自由さが
あったからでしょうか。
高知よさこいどこで? 会場の競演場と演舞場について
「競演場」では踊りの審査員がおり、審査が行われています。「演舞場」では、観客に観てもらうために踊ります。
高知よさこい演舞場紹介
★旭演舞場
★秦演舞場
高知よさこい競演場紹介
クリックで公式サイトの詳しい地図に飛びます。
高知駅近くおすすめよさこい祭り会場
会場は市内17か所にも点在するため、ここではおすすめ会場をご紹介します。
本格的によさこいを観たい方はお街で
高知県民が「お街(まち)」と呼ぶ、高知城下の商店街が多く集まる町の中心部には、いくつもの演舞場、競演場が集まっています。
本格的に観たい方は、お街まで出かけてみましょう。踊りの上手な毎年受賞のチームが多く踊っているので見ごたえがあります。
高知駅からも近く、徒歩15分もかかりません。会場をいくつかまわって観ても良いでしょう。
ただし、会場となるアーケードや通りは踊り子さんが踊っているため、端を通るにも観客で混雑し通りづらく、思うように観てまわれないかもしれません。
12時半の踊り始めスタート頃が少なめでおすすめ。段々と夜に向けて観客も増えてきます。
お昼は暑いので、
アーケード内の会場で観るのが
おすすめです。
町の中心部、中央公園競演場では前夜祭、後夜祭も開催されます。大きな舞台での演舞は他では観られないパフォーマンスがみられます。
踊りの上手なチームは観ていて感動し、涙が出そうになることも。是非たくさんの方にそういう感動を味わってもらいたいです。
今年から有料の観覧席が設けられます。観覧席の外側は立ち見で自由に観覧できます。
追手筋競演場は、日曜市でも有名な通りです。テレビ中継もあり、一番熱い会場です。有料桟敷席も設けられていますが、もちろん立ち見で観覧することもできます。
街の商店のアーケードの中、帯屋町演舞場、はりまや橋競演場は、道幅が狭いため、踊り子さんと観客の距離が近く、熱気があふれ、よさこいを熱く感じることができます。
よさこいを高知駅近くで気軽に観るならこうち旅広場
高知駅からは、南側のこうち旅広場の高知駅前演舞場がすぐです。
高知に来たついでに、少しだけよさこい祭りを観たいという人にはちょうどよい演舞場です。
坂本龍馬像はじめ三志士像の背中側にある、こうち旅広場で丸い会場を回りながら踊ります。
10日、11日の15時と19時の2回、よさこい踊りを体験できる体験会もあります。よさこいに参加体験(約10分)もあります。
地産地消の露店や物販もあり、飲食席も設けてありますので、気楽に観たい人にはおすすめの演舞場です。
よさこいを地元の雰囲気で観るなら愛宕競演場
観光で駅前近くで、本格的によさこい踊りを見たい場合は、愛宕商店街が近くておすすめです。
高知駅から南に徒歩8分ほどです。お街で観るほど混んでなく、「地元のお祭り」という雰囲気も感じられ“ぼっちり”(土佐弁でちょうど良いの意味)です。
商店街の約500mを南から北へ向かって踊り続けます。踊り子さんにとってはハードな競演場です。
道路は封鎖されていますが、バスの運行だけ許可されています。時々踊りが中断されて、バスが通るというなんともいえないゆるさも魅力の競演場です。
観客と踊り子さんの距離が近く、
臨場感、一体感があり、これがよさこい!
と実感できるおすすめ競演場の一つです。
車道で踊る踊り子さんを、歩道側から立ち見見物していると、目線が一緒なので、踊り子さんと目が合うことがあります。
踊り子さんと時には笑顔を交わし、汗を流して踊る踊り子さんを、観客側がうちわであおいであげる。踊り子さんの笑顔が返ってくる…至近距離ならではのやりとりです。
「ありがとう」や「頑張って」みたいな、目での会話…こんなお祭りは他にはないですよね。踊り子と観客が一体となれる楽しいお祭りです。
私も毎回、暑い中でもきらきらした笑顔で楽しそうにおどる踊り子さんの笑顔に魅了され、また、曲も振り付けも衣装もそれぞれ個性があり楽しく観ています。
高知の女性は、よさこい祭りで
踊ったことがある人が多いです。
よさこいのために一年過ごしているような人達も!
よさこい子連れで見るなら秦(はた)演舞場
秦演舞場は、イオンモール東側の駐車場内です。
イオンの建物のすぐ隣に無料で観覧できる仮設の桟敷もあります。バリアフリー優先席も設けられます。
ちょっとした屋台村コーナーやイベントも開催され、夏休みの楽しい思い出作りになりそうです。
8月の暑い中なので、イオンモールの屋内でゆっくり涼むこともでき、トイレもすぐ使えるので、快適に観たい方、お子様連れにはちょうど良い演舞場です。
高知よさこい祭りの駐車場おすすめは?
よさこい期間中は、いくつも会場があるため、交通規制があちこちであり、毎年混雑します。
県外から車で来られる方は、高知インターからもすぐのイオン高知の駐車場がおすすめです。
秦演舞場でゆっくりとよさこいと買い物を楽しむことができます。また、高知駅前演舞場や愛宕競演場に歩いていくのも可能です。
旭イオンの駐車場も充実しています。旭演舞場もイオン駐車場内ですので、ここでよさこいを観て、時々館内で涼んだりすることができます。
高知市内での移動は、路面電車がおすすめです。少し離れた駐車場にとめて、路面電車を利用するのも良い方法です。
よさこいの渋滞に巻き込まれずに移動でき、5~10分ごとに電車が来て大変便利です。市内乗車賃は、大体の区間は200円です。観光がてら路面電車乗車体験するのも楽しいと思います。
よさこいのタイムリーな情報収集は
特に観たいチームを追っかけたい場合や、演舞場で「次どこのチームかな」と確認したいときに便利なのが「どこいこサービスNeo」です。タップしてもらうとサービスに飛びますので、ぜひご利用ください。
よさこい祭振興会の「高知よさこいLINE」でも、会場の情報、バスや路面電車情報発信をしていて便利です。高知名産品の抽選申込みも簡単にできますよ。
まとめ
よさこい祭りはとても熱いお祭りです。よさこいが好きすぎて、県外から移住してきた人も珍しくないほど、何か魅力のつまったお祭りであることは間違いません。
ぜひ、高知でよさこい祭りを一度観てください。お街で本格的に観るのもいいですし、気楽に高知駅前で観ることもできます。
少し歩いて愛宕商店街で地元民と観るのも良いでしょう。お子様連れなど、暑いのが苦手な方はイオンモールで涼みながら観る秦演舞場もおすすめです。
駐車場が心配な人は、イオンにとめて、イオンの演舞場で観覧するのも方法もあります。あまり暑いめにあわず快適に過ごすことができます。路面電車もおすすめです。
暑い夏に、一度は熱いよさこい祭りを高知で観てみませんか?
よさこいを自分も踊ってみたくなった方は、踊り子体験チーム紹介の記事を参考にして下さい。
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