自動車保険も今は手軽にインターネットで加入できます。安かろう悪かろうと敬遠する人もいますが、保険の中身は一緒ですので、その違いを理解し、納得できれば毎年数万円単位で従来の代理店型保険よりお安くなることも。
ある利用者アンケートでは、平均3万円安くなったと回答していました。
私自身、従来型の、代理店型損害保険会社(以後、損保に略)に勤めていましたが、今はネット保険(または、代理店を通さないのでダイレクト保険ともいう)で充分だと考えて加入してます。
また、事故を起こしてしまった事もありましたが(幸い小さい事故ですみましたが💦)その際のネット保険会社の事故対応も問題なく、不満もなく、スムーズに対応してもらいました。
その経験からもネット保険でやはり充分だと再確認しました。
是非、メリットデメリットを理解し、安いネット保険を取り入れて、節約して下さい。
自動車保険とは 強制保険と任意保険
自動車保険には、自賠責保険(強制保険)と任意保険があります。
自賠責保険は相手のケガや死亡時の最低保証だけで、車や物への物損事故、運転者側のケガ、死亡などは含まれません。
必ず任意の自動車保険も加入しましょう。
ネット型(ダイレクト型)自動車保険のメリットデメリット
ネット型保険のメリットデメリットが分かると、どういう保険なのかより理解が深まると思います。
ネット型自動車保険のメリット
ネット型保険は価格(保険料)が安い
まず一番の魅力は対面式、代理店のいる損保より価格が安いことです。
損保は代理店を通じて保険を売るため、その代理店への手数料が発生します。その分保険料も高くなってしまいます。
ネットでの販売は、人件費分、保険料も安くできます。
代理店業で生計を立てている人が
いるのは、それなりの手数料が
もらえるってことね💦
ネット型自動車保険はネットで手続きが簡単
スマホやパソコンで簡単に加入できるのも魅力です。毎回、代理店と対面して申し込みを更新していくのも面倒に感じる人も多いと思います。
保険料もカード払いだとその場で完結。
ネット型自動車保険のデメリット
事故の際、来てくれる人がいない
一番の心配は、事故対応のことでしょう。
ネット保険の場合、事故の際は、自分で保険会社へ電話で詳しく事故報告をし、相手との連絡先交換などです。
そう難しいことはありませんが、誰もいないと心細さはあるかと思います。
けれど、代理店型保険のメリットはそこだけかな、と私は思っています。
代理店型保険の場合は、代理店がその場にかけつけ、保険会社と連絡を取り合ってくれます。が、代理店に事故解決の権限はありません。
保険会社も、代理店が間に入ることでややこしくなる場合があるため、「直接保険会社へ事故報告を」と言っています。
解決力がなくても事故現場に一人、
相手方とずっといるのは心細いわ。
ぼうぜんとしているとき、
いてくれるだけでも心強いわ。
そういう声にこたえて、今は事故現場に駆け付けるネット保険もあります。
セコムがかけつけるソニー損保や、セコム損保、イーデザイン損保や、
ALSOKがかけつけるセゾン自動車火災保険、おとなの自動車保険等。
代理店型でも、遠方で事故したら来てくれないし、
それなら、セコムやALSOKの方が安心かも
保険料とサービスとでバランスをとりながら、自分に合ったものを選んでいきましょう。
自由に選べるのもネット保険の魅力です。
ネット型自動車保険は事故担当者がいない?
実際、私が事故をしてしまった時は、電話でやり取りする担当者がいました。
どのネット保険会社も担当者がいるか分かりませんが、電話で相談すれば対応できるようになっています。代理店型と事故対応は何も変わりはありません。
代理店がいたとしても、代理店は損保から事故のはなしの進み具合を聞いてお客に伝えるだけです。
被害者がいる場合は、代理店がいれば、被害者のところへ行くのに付き添ってもらう等、精神面での安心感はあると思います。
そのためには、代理店型保険を選ぶ場合は、信頼できる代理店で加入しましょう。
自分でプランを作るのが不安
代理店との契約の場合、ある程度のプランを立てたものを持ってきてくれますが、ネット保険だと、自分で作る必要があります。
しかし、ネット保険加入で、サイトでプラン設定していく際も、詳しい解説や説明を見ることができ、心配はいりません。
“この特約を7割の人が付けています”や、“平均保険金額は
〇〇万円です”と詳しい解説があり、安心!
今まで加入の内容でネット保険に
申し込むのが一番簡単ね
保険料がいくらトクしたかも
比べやすいわね
保険の切れる更新のお知らせも、ネット保険でもハガキや電話で知らせてくれるので、切れてしまう心配はありません。
ネット自動車保険でも補償内容、事故解決に違いはない
ネット保険も、代理店型保険も、補償内容に違いはありません。
事故の解決についても、今までの裁判の判例をもとにどの保険会社も事故過失割合を判断します。「過去の裁判からこういう事故の場合は過失割合3:7になる」という共通マニュアルがありますので、どの保険会社もそれは変わりません。
保険会社同士で解決に向け、この判例で進んでいきますので、違いは全くありません。
ネット型自動車保険は一括見積もりサイトで
たくさんネット保険がある中、一括見積もりサイトで自分にマッチした保険会社を見つけるのが一番効率的な方法です。
サイトで一度、車の情報や希望の補償金額を入力すると、数社の見積もり保険料を一括で調べることが出来ます。
代理店型保険料より安くなることは間違いありません。
ファミリカーに強い会社、中年層を安くした会社など、
それぞれの特徴があるみたい
「インズウェブ」や、「bang」、「価格com」などがあります。
それぞれのサイトの特徴についてはまた詳しく別の記事で紹介します。
まとめ
ネット保険と、代理店型保険の違いを理解し、自分に合った自動車保険を選びましょう。
今はひとくちに「ネット保険」と言っても、従来保険のサービスに近い、事故にかけつけてくれるようなものから、安さを追求したものまで色々なタイプがあります。
保険の更新前に一度、一括見積もりサイトで見積もってみることをおすすめします。
あるアンケートでは、平均3万円安くなったと利用者が回答しているのです。
それが毎年のことだとかなりの節約になりますよね。
この物価高の中、固定費を大幅に下げることができれば助かりますよね!
おススメです。
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