セブンイレブンの自転車保険、加入で注意するコトとデメリット

4.5
その他保険

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自転車に乗る際は、自転車保険または個人賠償責任保険の加入を義務づける自治体が増えました。

今はコンビニやネットでも簡単に加入できます。

ここでは便利なセブンイレブンの自転車保険について、ファイナンシャルプランナーで損害保険元社員の私、フルグラが解説します。

フルグラ
フルグラ

セブンイレブン自転車保険は、

コンビニ自転車保険としては

標準タイプです。

 

店舗が多いので、すぐ加入できて

便利という人は多そうです。

 

加入時のマルチコピー機で注意することや、補償内容のメリットデメリットについて詳しく解説。

加入検討中の方への何か参考になれば嬉しいです。

 

セブンイレブンの自転車保険の特徴

自転車保険とは、個人賠償責任保険 + 交通傷害保険のセット商品のことです。

セブンイレブンの自転車保険は、安く(個人型で月額268円)便利に(お店で24時間365日いつでも)加入できます。

加入には年齢制限があります。

満18歳以上(子供の分は親の加入手続きが必要)、満70歳未満までが加入可能です。

セブンイレブンの自転車保険は、自動車保険や火災保険で認知度も高い三井住友海上の保険商品です。

フルグラ
フルグラ

事故の対応もしっかりした

保険会社なので

安心して任せられます。

 

2024年オリコン顧客満足度で「自転車保険」部門のランキングで高評価でした。

「申し込みがコンビニで便利だった」「インターネットでも契約でき、簡単だった」の声が多いです。  

   

 

セブンイレブン自転車保険加入マルチコピー機の注意点

セブンイレブン自転車保険は申し込みが簡単にいつでもできます。

事前にネット予約しておけば、レジにそのまま行くだけです。

 

セブンイレブンで入る自転車保険より

 

ネット申し込みでなくても、店内のマルチコピー機でも申し込み可能です。

マルチコピー機に住所や名前を打ち込んで、手続きできます。  

支払いは、現金 nanaco のみなので注意が必要です。

支払い後は、手元に払込票しか残りません

忘れず、マルチコピー機で「申込控え」と「重要事項」を印刷しましょう。

印刷することを知らずそのまま帰ってしまう人も多いです。

 

フルグラ
フルグラ

最後に印刷するのを忘れて

手元に払込票だけになっても

慌てなくて大丈夫。

10日~2週間後、郵送で

保険証書が自宅に届きます。

 

セブンイレブンは24時間やっていますが、マルチコピー機は夜中のメンテナンスやシステム障害で、運悪く使えない場合も…一応、頭の片隅に。

 

  

 

セブンイレブン自転車保険のデメリット

セブンイレブンの自転車保険の知っておきたいデメリット、注意点は

  • 自分のケガの補償は、自転車での事故に限られる
  • 自分のケガの通院費はでない
  • ロードサービスが付いていない

詳しく解説します。

   

ケガの補償は自転車での事故だけ

セブンイレブンの自転車保険には、自分のケガの補償がついています。

自転車に乗っていての事故、又は自転車とぶつかっての事故に限定されます。

セブンイレブンの自転車保険は、ケガの補償範囲は結構せまいです。

他社では、他の乗り物でのケガや、日常生活のケガまで出る自転車保険もあり、他社より補償は少ないタイプです。

 

フルグラ
フルグラ

日常でのケガや病気にも

充分備えたい場合は、

別に医療保険に加入した方が

安心です。

    

   

自分のケガの通院費はでない

他の自転車保険では通院も一日2,000円~5,000円の保険金があるものが多いですが、セブンイレブン自転車保険は通院保障はありません

 

セブンイレブン公式サイトより

 

コンビニの自転車保険は、ローソンやミニストップにもありますが、どのコンビニ保険も通院補償がありません。

その代わり、セブンイレブンの自転車保険は、入院保障一日8,000円と、他社より高めです。

 

 

ロードサービスがない

セブンイレブン自転車保険をはじめ、ロードサービスが付いていない自転車保険の方が多いです。

けれど、パンクや故障時に無料搬送などを希望する方は、ロードサービスつきの保険もあります。

au損保「バイクル」や、ZuttoRide CycleCall(ずっとライド サイクルコール)、ジェイアイズの「自転車安心サポート」等。この中ではau損保が補償内容は一番良いようです。

 

 

  

セブンイレブン自転車保険のメリット

 

  • 自分のケガでの入院保障が手厚い
  • 相手への賠償額も3億円で安心
  • 日常生活での賠償にも対応し、示談交渉サービスつき

メリットについて詳しく解説します。

    

自分のケガでの入院費が高い

先ほども書きましたが、セブンイレブンでの自分の入院保障は一日8,000円と、他社の2,000円~6,000円に比べ高めです。

入院中の手術は8万円、入院中以外は4万円で、手術保険金も他社は付いていない場合も多く、良い点と言えます。

フルグラ
フルグラ

セブンイレブン自転車保険は

「自分のケガの通院は全く

出ないが、その代わり入院は

高めに出る」タイプです。

 

 

 

相手への賠償額は3億円

自転車事故では、高額の賠償請求の例があります。

日本損害保険協会「自転車事故と保険」

 

60代女性が寝たきりとなり、9,521万円の賠償判決。10年前です。

もし今、若い医師や弁護士へ自転車事故により寝たきりの損害を負わせた場合、1億円では足りないでしょう。

けれど、自転車保険によっては、「上限1億円」としている保険も少なくありません。

その点、セブンイレブンの自転車保険は、他社より手厚めの3億円なので、安心できるレベルです。

 

フルグラ
フルグラ

本当は賠償額「無制限」が

いいのですが…

無制限のついた自転車保険は

少ないので、他社の1億円

と比べれば充分と言えます。

 

補償が「無制限」をご希望の方はこちらの記事を参考に。

 

 

日常生活での賠償にも対応し、示談交渉サービスつき

セブンイレブンの自転車保険は、補償範囲が広く、自転車事故以外の日常生活の中での他人への賠償責任にも使えて安心です。

※自動車(バイク含む)の事故による賠償責任は補償されません。

 

また、セブンイレブン自転車保険には、しっかり談交渉サービスがついています

示談交渉サービスがない保険もありますが、示談交渉サービスは必須です。

事故を起こした相手と示談するのは、感情面もありますし、相手と直接のやり取りはトラブルになりやすいです。

相手が入院や通院をする場合は、自分が立て替えて、後日保険会社へ請求したりと、かなりの労力を要します。

フルグラ
フルグラ

示談サービスが付いているか

否かは、非常に大きな

ポイントです。

 

 

 

セブンイレブン自転車保険の注意点・メリットデメリットまとめ

セブンイレブンの自転車保険は、コンビニで手軽に加入でき、信頼できる保険です。

加入時は、マルチコピー機で最後に忘れず、「申込控え」と「重要事項」を印刷しましょう。

保険証が郵便で届くまで、加入内容が分かるものが何もない状態になってしまいます。

  

デメリット

  • ケガの補償は限定されていて、自転車でのケガだけで、補償範囲は狭い。
  • 自分のケガでの通院費はでない。補償の対象外。(相手側のケガの賠償補償はあり)
  • ロードサービスがないため、パンク時の搬送サービスなどはない。

 

メリット

  • 自分のケガでの入院費が他社より高い
  • 相手への賠償金は3億円で安心できる金額。
  • 日常生活での賠償にも対応し、示談交渉サービス付き

 

補償に関しては、自転車運転者の自分の補償が少なめですが、入院時の補償が厚いのはポイントが高いです。

また、相手への賠償金額も、3億円あれば安心できる金額です。

手軽に入れるセブンイレブンの自転車保険について解説しました。

加入検討中の方の何か参考になれば幸いです。

 

 

Q
セブンイレブンの自転車保険の「申し込み控え」「重要事項」のコピーを忘れた場合は、どうしたらよいですか?
A

10日~2週間ほどして、正式な保険証券が自宅に届きますので、慌てずに待ちましょう。

Q
セブンイレブンの自転車保険、他社より良い点は?
A

自転車運転者自身の入院保障が手厚い。入院1日8,000円は、他社よりかなり手厚い補償と言えます。

Q
セブンイレブンのマルチコピー機は使えない場合があるのでしょうか?
A

マルチコピー機では、月に1度など夜中に定期メンテナンスを行っている間は使用できません。また、システム障害で使用を中止していることがあります。

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